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床下の環境

2016年10月18日|カテゴリー:ブログ 

床下の環境は、各家によってそれぞれ異なります。

理由としては家が建っている立地と家の構造によって左右されます。

地下水位が高い、家の裏が山、住宅密集地で風の通りが悪い、などの立地では床下が湿りやすいようです。

また構造では、換気口の量が足りていない、防湿シートまたは防湿コンクリートをしていないなどの理由から床下に湿気が溜まるなどの事象が見られます。

 

 

 

 

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地下水位が高い土地の床下写真です。(防湿シート無)束石や基礎の立上りが濡れているのがわかると思います。

 

 

 

 

 

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この床下の構造材の含水率は約30~35%、構造材の水分量としては多いほうです。土台、大引、床合板にカビが発生していずれブカブカしてくるでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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こちらは防湿シートも施工してあり良好な状態の床下写真。床下換気も十分に機能しています。

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この材料の含水率は約15%程度でした。

このように床下の状況は各家によって様々ですが、家を長持ちさせるには乾燥した状態が好ましいです。

これから中古住宅の購入をお考えの方は、現地でしっかり床下を覗いてみてはいかがでしょうか。